いつかは書こうと思っていた写真編集について、ご質問を頂いた機会にまとめておきます。
使用機材
・ボディ キヤノンR6 Mark II
・レンズ EF70-200mm F2.8L IS III USM
・マウントアダプター EF-EOS R
iPhoneで編集する場合
球場でさっとアップする場合はiPhoneの編集機能を使ってトリミング、明るさの調整、「暖かみ」をマイナスに(寒色を強める)、ちょっとシャープをかけることも。
Lightroomのアプリはウォーターマークを入れるためだけに使っています。
PCでPhotoshopを使って編集する場合
さてこちらが本題です。
私が写真を撮り始めたのがK-POPアイドルからだったというのもあり、Photoshopを使っているのですがLightroomの方が効率的な部分もあったりします。
比較記事は他にもたくさんあるので、ご自身の目的・使いやすさにあったものを選んでみて下さい。
京セラドーム編
基本的に200mmのレンズだと、野球を撮るには足りないです。ベルーナドームのブルペンかぶりつきシートだったり、PayPayドームのダイヤモンドビューシートなど激近席だったら問題ないんですけどね。
なので、1.6倍のクロップモードで撮影してもこんな感じ。
(ブログに載せるためにサイズを小さくしただけのもの)
いつもデジタルテレコンや編集の力を使いながらやってます。ちなみにこちらの写真はエクセレントシート4列より撮影。
Xではもうこの色で出しちゃってたんですけど、自分が好きな色味よりちょっと暖色寄りかな？というのが正直なところ。
写真の色味って個人の好みが強く反映されるものだと思うので、正解・不正解の話ではない。これだけは強調しておきたいです。
トリミングして(ここも写真の印象が大きく変わるポイント。アップでも見て欲しい時はもう2枚出しちゃう)、Camera Rawフィルターの「色温度」や「色かぶり補正」を調整してこんな感じでしょうか。
色味を調整した後は、「シャープ」または「シャープ（輪郭のみ）」をかけて、ぼやっとした感じを無くすのが好きです。
多少ピン甘の写真もこのシャープで対処できたりします。
いかがでしょうか。
サイズとしては長辺2000ピクセルで出すことがほとんどなのですが、他の皆さんはどうなんでしょう。ちょっと気になってます。
京セラドーム(大商大シート)編
「京セラで写真撮るの難しい！」という方は、一度大商大シートに座ってみるのもオススメです。防球ネットがない、1人当たりのスペースが広い、大商大B以外はテーブルがあるなどなど観戦環境が素晴らしいのはもちろん、写真も撮りやすいです。
ネットがないというのもありますが、やはり明るいです。選手たちがプレーしている明るさと同じ訳なので。角度によっては少し眩しさを感じるぐらい。
ほら！全然色が違う。個人的にはこの青さが理想。
ライブ指定席前方になればなるほど、この明るさに近づいていくイメージです。
大商大シート以外でこの色を出そうと年単位で試行錯誤してますが、今のところ良い撮影設定も編集方法も見つかってません。
色味に関してはほぼ直さなくて良いかな？と思うのですが、やっていきましょう。
トリミングして、ちょっとだけ明るくして、輪郭のみシャープ。フォトショじゃなくても出来る内容。
結論としては、
明るくて青い写真が撮りたければ、とりあえず大商大シート
です。
このJUNKIくんの写真なんか特に大商大シートのメリット＋ナナニッパの良い所が出てるんじゃないかな～と思います。
ほっともっとフィールド神戸編
さて、難関です。私が今まで一番行った中で一番黄色っぽく写ってしまう球場がそう、ほっともっとフィールド神戸。
気持ち良くて、野球が観やすくて、ブルペンが近くて、とにかく美しい。そんな素敵な球場ですが、写真の色味的には一番苦手としている球場です。
ここまで読んで頂いた方には感じて頂けるかもしれませんが、私が好きな色味とは正反対！みたいな。
写真を撮る段階でホワイトバランスを調整しているものの、それでも黄色い…編集で「色温度」を触っても何かが違う…
そんな中で辿り着いたのが、「グリーン色素座標値」。
K-POPオタク時代は黄色い写真を「カレー写真」なんて呼んでたのですが、そんなカレー写真から少し脱却できたのではないでしょうか。
もうちょっと青くしても良いかなと思ったのですが、黄色っぽさが少し残るぐらいがほもフィらしいかなとも思い（ほもフィらしさとは）。
あと、PCで編集する時はアップ前に必ずiPhoneで色味を確認するようにしてます。
私のPCの場合、iPhoneの方がより黄色みが強く出るので。
最後になりましたが…
カメラ、編集に関して何か専門教育を受けた訳でもなく。誰かに教えてもらった訳でもなく。"これやりたいな～" "こうするにはどうするんだろう"と疑問があればその都度調べて、試してきました。
プロの目から見ると、きっととんでもない遠回りをしてたり、間違いもあるだろうけど、アマチュアにも満たない趣味人間の戯言として読み流して頂ければ幸いです。
